2011年3月21日月曜日

組踊「矢蔵の比屋」1

撮影日:2011.03.20(日)

「第一回あけみおフェスタ 2011 躍り出る名護」が名護市営市場で開催されています。
3月6日から土日と祝祭日に、名護の村踊りが集結するという名護の人にとっては何とも嬉しい催し。

なぜ嬉しいかというとですね、
村踊りは通常各字の豊年祭で披露されます。同じ日にする地区も多く、大抵出演者はもちろん地域の人は他字の踊りを見る機会が滅多に無いという理由からです。

今日は屋部の八月踊りの演目、「手間戸」という踊りと組踊「矢蔵の比屋」が紹介されました。

















「矢蔵の比屋」は天下を取るために邪魔な津堅田の按司と棚原の按司を殺した。しかし、津堅田の子と棚原の妻「乙樽」とその子「虎千代」を取り逃がしてしまう。

隠れていた「乙樽」と虎千代が捕らえれ、「矢蔵の比屋」が「乙樽」に妻になれと迫る場面。右の派手な着物を着ているのが「矢蔵の比屋」。
















泣く泣く妻になる約束をする「乙樽」。悲しげな表情が美しい。
「虎千代」は寺に小僧として預けられる。
















「乙樽」は「矢蔵の比屋」のもとを抜け出し、「虎千代」に会いに行きます。
ここは宿でしょうか、民家でしょうか?「乙樽」が休んでいる最中、何と!
















追い剥ぎが現れます。顔に描かれた髭が怖いっ。
















どうなる乙樽。パート2へ続く



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