2010年10月8日金曜日

東江の豊年祭


撮影日:2010.9.23(木)
 東江の豊年祭、3日目の夜に観に行った。
夜8時、公民館に着くとすでに始まっていた。


 公民館隣にある鮮魚店前も、子ども達が集まり賑やかだ。
普段もこの時間まで開いているのか、今日は特別なのかなぁ。
日常の生活臭もして、区の人たちが気楽に楽しめる雰囲気がただよっていた。

 東江独特の演目という「猿舞」。
何となく内容は分かりましたが、一応調べてみた。

〔猿2匹が十五夜で遊んでいる時に獅子も呼んで一緒に遊ぼうということになり、鈴で獅子を連れ出す。獅子ワチャクーをしているとついに獅子が怒りだし鈴を奪ったので、猿はびっくりして逃げ出してしまう。(『名護地区の芸能』より)〕


 獅子が相当怒っているところです。
獅子に近くに来られるだけで迫力があるのに、余計怖いっ…。

 とにかく「猿舞」人気はすごかった。
この時ばかりは、舞台前は子ども達が占領してしまう。
猿の滑稽な動きと獅子の迫力に、大人も子どもも釘付けだった。

 

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2010年9月29日水曜日

鬼現れる 安部の豊年祭

 























撮影日:2010.9.22(水)

 安部の豊年祭にはウニホーガナシ(鬼面の神)が現れて、各拝所を道ジュネーして行く。今回は、区長さんの許可を得て見学する事ができた。

 「鬼」と言えば、誰もが恐ろしい形相をイメージするが、この鬼は何とも言えぬ表情というか…、こちらの力も抜けるようなほのぼのとした表情をしている。
 この面は、普段ウニホーヤーという場所に保管され、豊年祭のみにお目にかかることができる。

 現集落から離れた場所にイーヌシマという、安部の古村跡がある。イーヌシマの御嶽(うたき)で踊る場面になると、やはり他の場所とは違う空気が流れている気がした。



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